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儲かるFXガイド | FXで儲けるための手法を解説

経済指標とは?

経済指標とは、各国の政府や中央銀行が発表している「経済に関する統計」です。また、中央省庁(日本では財務省・経済産業省・内閣府)等からも発表されることがあります。 経済動向を把握する上で重要な指標となっており、結果次第で為替は大きく変動することがあります。 FXで長期的に利益を積み重ねていくためには、経済指標は大切なチェックポイントです。 具体例で相場の変動を見てみましょう。 ①「米雇用統計」の非農業部門雇用者数が予想を下回った・・・ドル売り ②「小売売上高」は予想を上回る結果だった・・・ドル買い 「米消費者物価指数」は予想通りだった → しかし、市場では過度なインフレ懸念が和らいだと解釈・・・ドル売り

11の重要な経済指標の見方・読み方

米国雇用統計

米国の雇用情勢に関するデータを集約した米雇用統計は、主に非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金に着目されます。 景気が良いと、事業を拡大させるため企業の雇用者数は増えていきます。 一方景気が悪いと、工場の生産ラインの停止やリストラなどで失業者が増えます。 これほど世界の通貨に大きな影響を与える理由は、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する上で、雇用情勢を重視しているためです。 多くの先進国の中央銀行の役割は、物価の安定にあります。 FRBはその役割だけでなく、雇用の最大化を責務としているのです。

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GDP(国内総生産)

GDPとは国内総生産を意味します。国内で一定期間に生み出された付加価値の総額です。 その国の経済規模を示す経済指標として、最も注目されるものです。 またGDPは、同じ国の同じ時期の数値が複数回発表されることも大きな特徴です。 英国・米国・ユーロ圏は各四半期ともに、速報値→改定値→確報値と3回発表されます。 その中で最も注目されるのが、最初に発表される速報値です。 しかし、改定値や確報値でも事前予測と大きく違った結果になると、為替相場は大きく変動することがあります。

小売売上高

小売売上高は、百貨店・スーパーマーケット・コンビニ等をはじめとする小売業者の売上高をまとめた指標です。 各国で発表されていますが、多くの国で個人消費はGDPの6割以上を占めています。 景気が良くなると消費者の購買意欲が高まり、小売売上高が伸びます。 その個人消費動向を見極めるためには、欠かせない大切な指標です。 小売売上高は毎月中旬に発表されています。

消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数は略してCPIとも呼ばれます。一般消費者世帯が購入する商品やサービスが、総合的にそのような価格変動をとるのか数値化したものです。 インフレに関する今後の動向を分析する指標としても使用されます。 金融当局の政策を予測するうえで、注目度の高い指標となります。 尚、CPIが中央銀行が設定する上限ラインを超えると、インフレのリスクが高まります。 そのため、将来のインフレを警戒して利上げが行われることもあります。

鉱工業生産

鉱工業生産は鉱業と製造業の生産高を示す指標です。 鉱業・製造業の生産動向を測る上で重要なだけでなく、その結果からサービス業の景況や個人消費の状況も推測できます。 例えば家電製品が売れていれば、個人消費が伸びていることが分かります。 また、オフィス機器が売れていれば、企業が設備投資に力を入れていることが分かります。 このように鉱工業生産は非常に注目されており、小売売上高と合わせて見ることで、消費動向をより深く把握することができます。

各種景況感指数

景況感指数とは、消費者や企業の購買担当者、アナリストに現在の景気や今後について聞き取り調査を行い、その結果を指数化したものです。 景況感指数が低ければ景気は悪く、消費者は消費活動を控えていることが読み取れます。 逆に景況感指数が高ければ景気が良く、消費意欲も旺盛であることが分かります。 特に注目度の高い指数を順に、以下の通り紹介していきます。

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ZEW景況感指数

ZEW景況感指数はドイツで毎月発表される指標です。 数値がプラスの時は景気を楽観視しているアナリストの方が多いと読み取ることができます。 アナリストには、機関投資家やエコノミストのことを指します。 逆に数値はマイナスの時は、景気が後退していると捉えているアナリストの方が多いことを意味します。

IFO景況感指数

IFO景況感指数は前述したZEW景況感指数と同様に、ドイツで毎月発表される指数です。 1991年時点と基準値=100として判断します。 数値が100未満の場合は、1991年よりも景気が悪いと判断されます。 逆に100以上だと1991年よりも景気が良いと判断されるのです。

米消費者信頼感指数

米消費者信頼感指数とは、米国の民間調査機関である「カンファレンス・ボード」が毎月公表するアンケート調査をもとにした経済指標です。 1985年を基準値=100とします。 数値が100未満だと1985年よりも景気が悪いと判断されます。 逆に100以上だと1985年よりも景気が良いことを意味します。

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ミシガン大消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、米国ミシガン大学が毎月公表する経済指標です。 1966年を基準値=100とします。 数値が100未満だと1966年よりも景気が悪いと判断されます。 逆に100以上だと1966年よりも景気が良いことを意味します。

日銀短観

日銀短観は正式名称を「全国企業短期経済観測調査」といいます。 統計法に基づいて、日本銀行が統計調査を行います。全国の企業動向を把握し、金融政策を適切に運営することを目的としています。 各企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについて、どのように見ているのか調査します。 また、売上高や収益、設備投資額といった事業計画の実績・予測値等、調査対象は企業活動全般にわたります。

貿易収支

貿易収支は輸出額から輸入額を差し引いた収支です。 輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、逆に輸出額が輸入額を下回れば貿易赤字となります。 一般的に貿易黒字になるとGDPが上昇し、貿易赤字になるとGDPは下落するといわれています。 貿易収支はGDP速報値等の算出にも使用されるため、投資家だけでなくエコノミストや市場関係者からも注目度の高い経済指標です。

日銀金融政策決定会合

日銀金融政策決定会合は、日本銀行が金融政策や政策金利に関することを討議・決定する会合です。 年8回、それぞれ2日間にわたって開催されます。 主に金融市場調査方針や金融政策手段、経済・金融情勢に関する基本的な見解等が討議・決定されます。 日銀金融政策決定会合の後に開かれる日銀総裁の発言によっては、為替相場に大きな影響を与えることがあります。

ECB政策理事会

ECB(欧州中央銀行)政策理事会は、ユーロ圏の金融政策や政策金利に関する討議・決定を行う会合です。 毎月1回目の会合では、ユーロ圏の政策金利等の金融政策を決定します。 2回目の会合では、金融政策以外のことを討議します。 尚、議事要旨は公開されることはありません。 したがって、第1回目の会見後に開かれるECB総裁の発言に、注目が集まります。 発言内容によっては、為替相場が大きく変動することがあります。

FOMC

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、米国の金融政策や政策金利について討議・決定する会合です。 日本の日銀金融政策決定会合、欧州のECB政策理事会に相当します。 年に8回開催され、現状の景気判断を分析しながら、政策金利が決定されます。 FOMC構成員は米国の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)の理事7名と、地区ごとの連邦準備銀行総裁5名です。 投票権を持つメンバーがタカ派なのかハト派なのか、または中立の立場なのか? 構成員の顔ぶれによって、今後の動向を読み取ろうとするトレーダーも存在します。 予想通りだったとしても「織り込み済み」と市場関係者から判断されたり、大方の予想通りだったとしても材料不足と判断される等、為替相場への影響は大変大きなものです。 米国だけでなく、世界の金融マーケットに大きな影響力があるのです。